第三コーナー回ったあたり

日記とエッセイ。頭の中を掘り返すための。時々短歌。

末廣堂さん(兵庫県宍粟市)の最中と出会った餡子好きが思うこと。

「さいちゅう」ではなくて「もなか」。つい「さいちゅう」と読みたくなってしまう字面だけど「モナカ」と書くとこれはアイスモナカっぽいし、やはり「最中」表記でいくとする。
あまり「最中が好き!」という人に会ったことがない。
実母はあまり好まない、と言っていたような気がするし、義母はやたらと進物に最中を贈っていたので好きなのかと聞くと「いや別に」。
私は餡子が好きなので最中もあれば食べるが積極的に選ぶことはほとんどない。でも嫌いじゃない。位置づけがどうも中途半端なのである。
先日、地元のちょっと良いめのものを置いているスーパーで県内の和菓子屋さんが作る羊羹を買ったところ、これが甘さ控えめでなかなか美味しい。そしてその和菓子屋さんの名物がどうやら最中らしいので、初めて積極的に最中を買って食べてみたら、やや、これは美味しいではないか!
皮のパリパリ感といい、羊羹と同じ上品な甘さのあんこといい、皮の素敵なデザインといい、とても良い。今後は積極的に買いたいと思った初めての最中かもしれない。
こちらのお店の最中なんだけど、いつか訪れてみたい末廣堂さん。明治33年創業だそうな。

www.suehirodo.com


そういえば、金魚すくいを最中でやるバージョンがあるらしいがまだ見たことがない。紙のポイより難易度高そうだな。

もうすぐバレンタイン。ウィスキーボンボンに思いを寄せる下戸の酒好き

下戸である。
でもお酒は嫌いじゃない。むしろ好き。辛口の日本酒とか焼酎とかウィスキーとか。チューハイとかカクテルとかジュースっぽいのは苦手。ノンアルコールのカクテルは好きよ。あれはお酒じゃないから。

しかしよくよくお酒の飲める体質でなくて良かったと思う。飲めていたら今頃キッチンドランカーまっしぐら、だったかもしれない。
冬になると各種お酒入りのチョコレートが出回るが、その中でも大好きなのがウィスキーボンボン。あれは砂糖菓子でくるまれたシャリシャリしているやつでないといけない。そもそも砂糖菓子でアーモンドなんかをくるんだものをボンボンと呼んでいたのが由来らしいので、言わば「由緒正しい」ウィスキーボンボンが好きなんである。

いちばんポピュラーなのはこちら↓

www.morimoto.co.jp

大きめのスーパーなどでも3袋1000円程度で売っていて、私ももっぱらイオンやマルナカで買っている。

たっぷり食べたいなら断然こちら↓

maruakaseika.co.jp

以前、お得用みたいな量のやつを取り寄せたことがあるが、はっきり言って危険。目の前に好物が大量にあると抑制が効かない。

お酒入りのチョコレートはどれもまあまあアルコール度数が高い。運転する予定がある直前は私みたいな体質の人は控えておいた方が無難だが、ウィスキーボンボンもアルコール度数は高ければ高いほど良い。砂糖の暴力的な甘さとのギャップが堪らない。
そんなわけで冬になると冷蔵庫にはシャリシャリタイプのウィスキーボンボンが常備してあって家事の合間に楽しむのだけど、これがお酒でなくて良かったとつくづく思う。
まあもう少し嗜めた方が楽しいのだろうけどね。